1960年、NY。「短命に終わったジョン・コルトレーンのリズムセクション」だった三人が残した唯一の記録はジャズ史のミッシング・リンクを語る。
全ジャズ・ファンに捧げる「幻のスタジオ・レコーディング」奇跡のリリース。
2005年にCD化され大きな話題となった作品の初LP化。
「これは、スティーヴ・キューンのファンにとって、そしてもちろん、ここでキューンと共に演奏しているスコット・ラファロやピート・ラロカのファンにとっても狂喜に値する大発見だ。その正体は、1959年にニューヨークへ進出したキューンが、翌60年にラファロとラロカを誘ってレコーディングしたデモ・セッションで、キューンはこのセッションをテープに起こして売り込みを図り、どこかのレーベルからアルバムを出す機会を得ようとしたのだったが、結局そんな機会を得ることはできず、テープはそのままキューン自身の許に今日まで留まることになったのだという。この貴重な音源は、1960年11月29日にベーシストとしても知られるピーター・インドのスタジオで、インドのエンジニアリングによってレコーディングされている。」(大村幸則)
トラックリスト:
A1. Little Old Lady
(Music : Hoagy Carmichael / Arranged : Steve Kuhn) 6:11
A2. Bohemia After Dark
(Music : Oscar Pettiford / Arranged : Steve Kuhn) 5:45
A3. What's New
(Music : Bob Haggart / Arranged : Steve Kuhn) 5:34
B1. So What
(Music : Miles Davis / Arranged : Steve Kuhn) 5:34
B2. So What (Alternate Take)
(Music : Miles Davis / Arranged : Steve Kuhn) 5:57
Steve Kuhn (Piano)
Scott LaFaro (Bass)
Pete La Roca (Drums)
Recorded On November 29, 1960
Peter Ind Studio New York City